今が買いの上昇が期待銘柄 8月1日

早稲田アカデミー <4718>
株主優待制度を拡充。現行制度に加え、9月末時点で100株以上を保有する株主に対し、自社グループの教育サービスで使用できる株主優待券(保有期間に応じて5000円もしくは1万円相当)を贈呈する。4-6月期(1Q)経常は赤字縮小で着地。

富士ソSB <6188>
20年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.3倍の2.6億円に急拡大して着地。企業年金基金問い合わせ業務の新規受注や官公庁向けの事務処理業務が伸びたことが寄与。一部案件の業務改善による生産性向上も利益拡大に貢献した。上期計画の3.8億円に対する進捗率は70.3%に達しており、業績上振れが期待される。

野村 <8604>
20年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比5.5倍の748億円に急拡大して着地。米州を中心に債券ビジネスが拡大し、ホールセール部門の税引き前損益が前年同期の74億円の赤字から200億円の黒字に急浮上したことが寄与。アメリカン・センチュリー・インベストメンツ関連損益が改善したことも大幅増益に貢献した。

コムチュア <3844>
20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比23.0%増の6.2億円に伸びて着地。クラウド・ビッグデータ・AIといった成長領域の好採算な開発案件が大きく伸びたうえ、新規連結子会社も寄与した。プロジェクト管理の徹底で不採算案件が減少したことなども大幅増益につながった。同時に、9月末の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。流動性の向上や投資家層の拡大が期待される。

今が買いの上昇が期待銘柄 7月26日

<3628> データHR
19年6月期の営業利益を従来予想の0.10億円から0.35億円(前期実績2.89億円)に上方修正している。来期に納品する作業が見通しより増加し、今期にコスト計上される作業が減少したことから売上原価が減少した。また、外注費の削減等で研究開発費が減少したことも利益を押し上げる見込み。株価が節目の3000円に向けて上昇基調で推移していることも先高期待につながったようだ。

野村総研 <4307>
20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比33.4%増の211億円に拡大して着地。企業のIT投資意欲が高まるなか、保険業や銀行業向けを中心にシステム開発・製品販売の受注が伸びたことが寄与。良好な受注環境などを背景に収益性が向上したことも大幅増益に貢献した。

ネットワン <7518>
20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比44.6%増の22.1億円に拡大して着地。セキュリティ対策やクラウド基盤のシステム構築が公共向け、企業向けともに伸びたことが寄与。利益率の高いサービス比率が上昇したことも大幅増益に貢献した。

<6573> アジャイル
企業向けに流通店舗を活用したテストマーケティングサービスの提供を開始すると発表している。第1弾として、鹿児島県・宮崎県エリアでファミリーマートの店舗展開をする南九州ファミリーマートと業務提携する。店舗内で動画を活用したテスト販売やSNS投稿と連動した売り場づくりによる売れ行き分析が可能となるテストマーケティングサービスを提供する。