今買いたい大化け候補銘柄 12月23日

ニッケ <3201>
20年11月期の連結経常利益を従来予想の80億円→120億円に50.0%上方修正。従来の28.3%減益予想から一転して7.5%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。自動車関連資材に回復の兆しがみえてきた産業機材事業や巣ごもり需要を取り込んだ生活流通事業に加え、新規M&A会社の業績上積み、経費削減の進展が寄与する。また、フジコー <3515> [JQ]の持ち分法適用関連会社化に伴い、負ののれん益が発生することも利益を大きく押し上げる。

ケネディクス <4321>
三井住友ファイナンス&リースが、SMFLみらいパートナーズ2号を通じてTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化を目指す。TOB価格は1株750円で20日終値を14.5%上回る水準。同社株は上場廃止となる見込み。

ファーマフーズ <2929>
21年7月期の連結経常利益を従来予想の12.1億円→21.4億円(前期は7.8億円)に76.2%上方修正し、増益率が54.7%増→2.7倍に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。同時に、8-1月期(上期)の連結経常損益も従来予想の15.5億円の赤字→14.5億円の赤字(前年同期は15.7億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

ィ・アイ・システム<4421>
12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることでより投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的という。効力発生日は21年1月1日。