四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月28日発表分)

フジオーゼックス <7299>
中期経営計画を策定。27年3月期に営業利益28億円(24年3月期計画は18億円)を目指す。また、精密部品メーカーのピーアンドエムの全株式を取得し子会社化する。

デジタルHD <2389>
24年12月期の連結経常利益を従来予想の3.9億円→17.6億円に4.5倍上方修正。増益率が3.2%増→4.7倍に拡大する見通しとなった。Investment事業で投資先の一部株式売却に伴う売却益が発生することが上振れの要因。

うかい <7621>
24年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.5億円→8.1億円に47.0%上方修正。減益率が34.9%減→4.2%減に縮小する見通しとなった。要員計画が想定を下回り、人件費が大幅に減少したことが上振れの要因となる。

モンラボ <5255>
この日、シンガポールに拠点を置き、Web3開発インフラを運営するBunzzと、サービス開発の強化に向けた業務提携契約を締結したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。Web3領域の開発で連携を強化し、企業に対する共同提案や開発を進め、売り上げの増加を目指す。ブロックチェーンに関する戦略や設計・開発力も強化していく。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月27日発表分)

FDK <6955>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の4億円→6億円に50.0%上方修正。減益率が53.0%減→29.5%減に縮小する見通しとなった。売上高は計画を下回るものの、経費削減や販売価格の見直しに加え、受取利息や為替差益が好転したことが利益を押し上げる。

セキチュー <9976>
24年2月期の期末一括配当を従来計画の20円→30円(前の期は30円)に大幅増額修正した。業績が順調に推移していることを踏まえ、特別配当10円を実施する。

インターアクション <7725>
インターアクション<7725>が大幅反発。26日の取引終了後、取引先からイメージセンサー検査関連製品の大口受注を獲得したと発表したことが好感された。受注金額は4億5600万円で、売り上げ計上は25年5月期第2四半期を予定。なお、24年5月期業績予想への影響はないという。

メディシノバ・インク <4875>
27日、MN─166(イブジラスト)に関する日本国内での新たな特許の承認に関する発表を行い、材料視されたようだ。眼科領域での神経変性疾患・神経障害・神経損傷の治療法に関する特許で、特に進行型多発性硬化症に伴う黄斑損傷の治療を対象とする。承認を受けた特許は少なくとも2039年10月までカバーするとしている。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月26日発表分)

 岡谷鋼機 <7485>
24年2月期の連結経常利益を従来予想の310億円→350億円に12.9%上方修正。従来の4.8%減益予想から一転して7.5%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通し。自動車などの製造業の生産回復や製品の値上げなどが奏功し、収益を押し上げた。

 フジシール <7864>
24年3月期の年間配当を従来計画の45円→55円(前期は35円)に増額修正した。連結配当性向の目標を従来の20~25%→30%に引き上げ、株主への利益配分を増やす。

オークワ <8217>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.01%にあたる220万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月3日から25年4月2日まで。また、中計を見直し。26年度に売上高2900億円、営業利益70億円を目指す。

 NaITO <7624>
24年2月期の連結経常利益は前の期比40.8%減の5.5億円に落ち込んだが、25年2月期は前期比72.1%増の9.5億円にV字回復する見通しとなった。同時に、今期の年間配当は前期比1円増の5円に増配する方針とした。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月25日発表分)

丸八証券 <8700>
未定としていた年間配当予想に関し、普通配当60円に設立80周年の記念配当20円を加えて80円とすると発表。これをポジティブ視した買いが入ったようだ。前期の年間配当に比べて50円の増配見通しとなる。

エリアクエスト <8912>
24年6月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年6月末時点で10単元(1000株)以上を保有する株主を対象に、3000円相当のクオカードの贈呈か寄付を選択できるようにする。

セルシス <3663>
前週末22日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を160万株(発行済み株数の4.93%)、または10億円としており、取得期間は3月25日から6月30日まで。資本効率の一層の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的という。

巴コーポレーション <1921>
持ち分法適用関連会社の巴技研および泉興産の株式を追加取得し連結子会社化する。これに伴い、25年3月期第2四半期に100億円程度の特別利益を計上する見込み。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月23日発表分)

ヘッドウォータース <4011>
生成AI搭載の独自モバイルアプリ開発支援を行う「マルチモーダルAI Mobile App Copilot」サービスを開始。また、東証が22日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。

Arent <5254>
同社はきょう午前11時ごろ、建設業向けの新プラットフォーム「PLANETS(プラネッツ)-開発コードネーム-」を高砂熱学工業<1969>と開発し、一部運用を開始したと発表。

日本動物高度医療センター <6039>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.93%にあたる8万株(金額で1億5680万円)を上限に、3月22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

フリュー <6238>
21日の取引終了後に発表した2月度の月次概況(速報)で、売上高が前年同月比19.6%増と増収基調が続いていることが好感されている。世界観ビジネスで主に国内クレーンゲーム景品の受注が好調なほか、ガールズトレンドビジネスで、プリントシール機でのキャラクターIPコラボの施策が貢献した。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月22日発表分)

ホーチキ <6745>
24年3月期の期末配当予想を25円50銭から32円50銭に増額修正したことが好感された。年間配当予想は58円となり、前期実績に対しては7円の増配になる。

日本信号 <6741>
24年3月期の期末配当予想を20円から22円へ増額修正したことが好感された。年間配当予想は29円となり、前期実績に対しては2円の増配となる予定だ。

電気興業 <6706>
発行済み株式数(自社株を除く)の4.93%にあたる48万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。また、中期経営計画を策定。27年3月期に営業利益18億円(24年3月期計画は15億円の赤字)を目指す。そのほか、埼玉県ふじみ野市に保有する土地の売却に伴い、27年3月期に売却益約15億円を特別利益に計上する。

日本ゼオン <4205>
保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、24年3月期に投資有価証券売却益約70億円を特別利益として計上すると発表しており、好材料視された。なお、業績予想への影響はその他の要因を含めて精査中としている。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月21日発表分)

そーせいグループ <4565>
独ベーリンガーインゲルハイム社と統合失調症の全症状を治療対象としたファーストインクラス治療薬の共同開発に関する契約を締結。契約一時金約40.4億円とオプション行使料約97.1億円を受領するほか、最大約1085億円のマイルストーンと段階的ロイヤリティを受領する権利を有する。

鉄建建設 <1815>
2020年2月以来、およそ4年1カ月ぶりの高値圏で推移している。19日の取引終了後、期末一括配当予想を20円増額し100円(前期比20円増配)に修正したと発表。これが株価の刺激材料となったようだ。次期中期経営計画の検討内容を踏まえ、24年3月期から株主還元の充実を図ることとした。

東洋エンジニアリング <6330>
24年3月期の期末配当予想を従来の無配から12円にすると発表しており、7期ぶりの復配を好感した買いが入った。

シンプレクス <4373>
19日の取引終了後、24年3月期の期末一括配当予想を30円から42円へ増額修正したことが好感された。配当方針を変更し、連結配当性向の目安を従来の30%から40%へ引き上げたことが理由としている。