四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(9月25日更新)

クシム <2345>
子会社チューリンガムがgumi <3903> 、TOKYO BEAST FZCOとハイクオリティなWeb3ゲームを軸としたクリプトエンターテインメントプロジェクト「TOKYO BEAST」の開発運営における共同事業契約を締結。24年に全世界に向けてリリースする。

コナミグループ <9766>
ブラックロック・ジャパンが5日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、ブラックロックと共同保有者のコナミG株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

エリア<8912>
発行済み株式数の3.3%に当たる60万7500株、7290万円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は9月7日から24年2月29日まで。資本効率の向上を通じて株主利益還元の強化を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能とすることを取得目的としている。8月にかけて上限60万7500株の自己株式取得を終えたばかりのタイミングでもある。

<5110> 住友ゴム
SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も1350円から1850円に引き上げた。これまでの売上追求からバランスシートを重視した経営への転換に伴い、収益性改善が進む局面にあることを評価している。当面は、米国工場を中心とする構造改革効果が大きな利益成長材料につながるとみており、24年12月期に向けては、業界内での業績および株価のアウトパフォームが期待できるとみている。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(10月2日更新)

<1515> 日鉄鉱
株主還元方針の変更、並びに今期の増配を先週末に発表している。これまでの連結配当性向30%から、株主への利益還元の拡大を図るため、40%をめどに変更するとしており、24年3月期の年間配当金は従来の100円から132円にするとしている。なお、年度末時点のPBRが1倍未満の場合、年間平均株価に対する年間配当金の割合3%を配当下限額にするともしている。

<3902> MDV
連携をより一層強化することを目的に株式を追加取得することになった旨、SBIHDより連絡を受けたと発表している。SBIHDでは現在24.63%の株式を保有しているが、204万3200株を上限に市場買付けを行っていくもよう。追加取得によって保有比率は最大で29.99%にまで高まることになるようだ。連携強化による事業拡大期待の高まりのほか、需給面でのインパクトなども思惑視される状況に。

ソニーグループ <6758>
自動運転車のコアセンサーなどとして使用されている「LiDAR」を手掛ける。22年9月にホンダ <7267> [東証P]と折半出資でソニー・ホンダモビリティを設立。今年1月に米国で開催された見本市「CES 2023」でEVの新ブランド「AFEELA」を発表し、特定条件下での自動運転機能、レベル3搭載を目指す。

安藤・間 <1719>
東京大学生産技術研究所の次世代モビリティ研究センターの技術を基礎に事業を展開する東大発のベンチャー・先進モビリティ(茨城県つくば市)に出資している。同社は先進モビリティが研究開発を進める各種技術の建設現場への展開などの協働も検討する。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(10月1日更新)

星光PMC <4963>
カーライル傘下のインビジブルホールディングがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1070円で1日終値を88.7%上回る水準。買い付け期間は9月4日から10月17日まで。

伊藤園 <2593>
24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比57.2%増の105億円に拡大し、5-10月期(上期)計画の126億円に対する進捗率は83.6%に達し、5年平均の49.4%も上回った。直近3ヵ月の実績である5-7月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.3%→8.2%に改善した。

相模ゴム工業 <5194>
オアシス・マネジメントが1日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、オアシスの相模ゴ株式保有比率は9.77%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

<7649> スギHD
第1四半期の決算を発表、営業利益は78億円で前年同期比16.6%増となり、市場想定を10億円程度上振れている。調剤の粗利益率が想定以上に改善していることが想定以上の上振れの背景とみられる。インフルエンザや花粉症などの需要が伸びているもよう。会社側の据え置きの通期計画は330億円で前期比4.2%増だが、上振れ期待が高まる状況となっている。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(9月27日更新)

ダイドーリミテッド <3205>
発行済み株式数(自社株を除く)の12.76%にあたる410万株(金額で11億7670万円)を上限に、8月25日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。資本提携を解消するオンワードホールディングス <8016> による保有株売却に対応する。

イーディーピー <7794>
従来の形状を上回る大型のダイヤモンド単結晶を開発。大型化が進む人工ダイヤモンド宝石製作用の種結晶やデバイス関連研究向け基板を発売する。

NSD <9759>
既存株主による396万0300株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限59万4000株の自己株処分を実施する。売出価格は9月4日から6日までの期間に決定される。一方、発行済み株式数(自社株を除く)の0.56%にあたる43万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は売出価格決定日の翌営業日から10月20日まで。

イーディーピー <7794>
従来の形状を上回る大型のダイヤモンド単結晶を開発。大型化が進む人工ダイヤモンド宝石製作用の種結晶やデバイス関連研究向け基板を発売する。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(9月24日更新)

キャンドゥ <2698>
株主優待に長期保有制度を新設。既存の優待に加え、毎年8月末時点で300株以上を3年以上保有する株主に対し2000円~4000円相当の優待券を追加で贈呈。

エービーシー・マート<2670>
21日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を3115億円から3322億円(前期比14.5%増)へ、営業利益を440億円から507億円(同19.9%増)へ、純利益を304億円から355億円(同17.3%増)へ上方修正したが、織り込み済みとの見方が強いようだ。

東海旅客鉄道 <9022>
9月30日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施。また、株主優待制度を拡充し、長期保有株主向けの新制度を導入する。既存の優待に加え、毎年3月末時点で100株以上を3年以上継続保有する株主に対し、株主優待割引券を追加で1枚発行する。24年3月末から適用。

FPパートナー <7388>
東証が9月11日付で東証プライムに市場区分を変更する。今期配当を15円増額修正。一方、既存株主による140万株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限21万株の売り出しを実施する。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(9月23日更新)

T&K TOKA <4636>
ベインキャピタル系の投資ファンドBCJ-73がTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株1400円で17日終値を32%上回る水準。24年1月を目途に買い付けを開始する。

カワセコンピュータサプライ <7851>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.64%にあたる3万株(金額で618万円)を上限に、8月18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

日本新薬 <4516>
ブラックロック・ジャパンが18日付で提出した大量保有報告書によれば、ブラックロックと共同保有者の日本新薬株式保有比率は5.34%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

キャンドゥ <2698>
株主優待に長期保有制度を新設。既存の優待に加え、毎年8月末時点で300株以上を3年以上保有する株主に対し2000円~4000円相当の優待券を追加で贈呈。

フルサト・マルカホールディングス <7128>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.3%にあたる160万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月22日から24年8月21日まで。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(9月22日更新)

ISID <4812>
23年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の97.3億円→107億円に10.8%上方修正。増益率が0.9%増→11.8%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。ビジネスソリューション部門と製造ソリューション部門を中心に売上高が計画を上回ったことが寄与。販管費が想定より減少したことなども上振れに貢献した。

岩井コスモ <8707>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比56.3%増の18.8億円に拡大して着地。国内外の株価上昇など良好な市場環境を背景に、株式を中心に委託手数料が増加したほか、トレーディング収益も大きく伸びた。

第一稀元素化学工業 <4082>
ベトナムの新工場が稼働開始。オキシ塩化ジルコニウム、その他ジルコニウム化合物の生産能力を増強。

ドトール・日レスホールディングス <3087>
3-5月期(1Q)経常は87%増益で着地、今期配当を4円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.02%にあたる45万株(金額で9億5985万円)を上限に、7月18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。