四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月30日発表分)

 長栄 <2993>
24年3月期の最終利益(非連結)を従来予想の11.2億円→14.5億円に29.6%上方修正。従来の17.8%減益予想から一転して6.5%増益見通しとなった。自社物件を2棟売却したことに伴う特別利益の計上などが上振れの要因となる。併せて、期末一括配当を従来計画の80円→107円(前期は100円)に大幅増額修正した。期末配当利回りは4.99%に上昇。

寿スピリッツ <2222>
前週末15日の取引終了後、24年3月期の配当予想を25円から28円へ増額修正した。前期実績は70円だが、23年10月1日付で1株から5株への株式分割を実施しており、株式分割を考慮すると実質増配となる。

大阪ガス <9532>
SMBC日興証券が15日付で投資評価を「2」から「1」へ、目標株価を2700円から4300円へ引き上げたことが材料視されている。同証券によると、大ガスが配当予想を24年3月期は従来65円から72円50銭へ、25年3月期は新たに95円とする見通しを示したことを受け、仮に利益横ばいが続いたとしても安定的な増配が期待できるだろうとした。また、第3四半期決算と燃料価格動向を踏まえて業績予想を増額修正した。

クロスキャット <2307>
中期経営計画を策定。27年3月期に営業利益20億円(24年3月期計画は15.5億円)を目指す。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月29日発表分)

 新日本建 <1879>
24年3月期の年間配当を従来計画の34円→53円(前期は27円)に大幅増額修正した。「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」における株主還元の一環として配当を増額する。

セガサミー <6460>  
同社は28日取引終了後、欧州地域における構造改革の施策を実施すると発表しており、これが評価材料となったようだ。主な施策は、「子会社のレリック・エンターテインメントの株式譲渡」「中期ラインアップの見直し」「固定費の適正化」など。レリックの株式譲渡に伴い、事業再編損約47億円を特別損失として計上する見込みだとしている。

アスクル <2678>
28日の取引終了後に発表した3月度(2月21日~3月20日)の月次業績で、単体売上高が前年同月比4.3%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視されている。主力のBtoB事業が同5.9%増となったことが牽引した。一方のLOHACO事業は同8.5%減となったが、2月度の同23.4%減に比べて減収率が縮小した。

JT <2914>
岩井コスモ証券は28日、同社株の投資判断を新規「B+」でカバレッジを開始した。目標株価は4200円とした。株式市場を取り巻く環境が不透明ななか、収益力が安定し配当利回りが高い同社は引き続き注目されよう、と指摘。