オービック <4684>
20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比14.1%増の115億円に伸びて着地。主力の統合業務ソフト「オービック7シリーズ」が大企業向けを中心に導入が拡大したほか、運用支援やクラウドサービスも好調だった。業務用パッケージソフトの販売が伸びたことも大幅増益に貢献した。
メディア工房<3815>
前週末19日の取引終了後、中国グループ会社の日本和心醫薬が、中国消費者向けに日本の人間ドック・総合病院・専門医療機関・美容整形外科への受診をはじめとするインバウンドと越境eコマースを提供するWebサービス「和心医薬」をリリースしたと発表しており、これを好感した買いが入っている。新サービスは、中国国内における健康や美容に対する需要の高まりに着目し、日本の医療機関との提携強化により高水準の医療サービスを提供。
<6584> 三桜工
新型熱電発電素子を東京工業大学と共同開発したと発表、その後は一時ストップ高まで急騰しているが、本日も買い先行の展開が続いている。熱源に置くだけで発電し、摂氏50度の環境下で4カ月連続発電に成功したもよう。今後の展開の広がりが期待される状況になっている。なお、同社は先月にも、米企業と全固体電池を共同開発し年内に検証に入ると伝わり、急騰した経緯もある。
<7238> 曙ブレーキ
企業再生ファンド「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ」から出資を受け入れる方針を固めたと一部で報じられ、前日は急伸した。優先株を発行して200億円を調達すると正式に発表しているほか、22日にも開催する債権者会議で銀行団に対して総額500億円規模の債権放棄を要請することが分かったとも伝わっている。主要行は債権放棄を受け入れる公算ともされ、再建への期待が一段と高まる方向にも。