今買いたい大化け候補銘柄 10月15日

ファーマライズホールディングス <2796>
上期経常を32%上方修正、通期も増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.36%にあたる32万1100株(金額で2億1000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月15日から20年10月9日まで。

eBASE <3835>
20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4億円→5億円に25.0%上方修正。増益率が13.3%増→41.6%増に拡大し、従来の2期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。日用雑貨業界向け商品情報データベースソフトの大型案件が順調に進んだことに加え、住宅業界向けソフトの早期リリースによる検収前倒しなども上振れに貢献した。

テラスカイ <3915>
20年2月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→5.4億円に2.2倍上方修正。増益率が30.2%増→2.9倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。米セールスフォースを中心とするクラウドシステムの導入・構築ニーズが高まるなか、利益率の高いクラウド構築用自社製品の販売が想定以上に増えることが寄与。また、働き方改革の進展を背景に、クラウド型グループウェアの販売も伸びる。

インターアク <7725>
20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の4.6億円に急拡大して着地。スマートフォンカメラの複眼化によるイメージセンサーの需要拡大を背景に、CCDおよびC-MOSイメージセンサー向け検査用光源装置や瞳モジュールの販売が伸びたことが寄与。

ココス <9943>
20年3月期上期(4-9月)の経常損益(非連結)を従来予想の7000万円の赤字→1億5500万円の黒字に上方修正。店舗作業軽減による生産性向上や販売促進費の見直しに加え、エネルギーコストの落ち着きや備品・消耗品の削減なども上振れに貢献した。上期業績の好調に伴い、通期の経常利益も従来予想の2億2500万円→4億5100万円に2倍上方修正。減益率が75.3%減→50.5%減に縮小する見通しとなった。

今買いたい大化け候補銘柄 10月10日

サイゼリヤ <7581>
19年8月期の連結経常利益は前の期比9.4%増の97.3億円で着地。続く20年8月期も前期比6.9%増の104億円に伸びる見通しとなった。今期は国内10店舗、海外40店舗の純増を計画。既存店売上高は消費増税後の実質値下げなどで国内がプラスに転換するほか、海外は4%増を見込む。

エヌピーシー <6255>
19年8月期の連結経常利益は前の期比43.9%増の6.5億円に拡大して着地。続く20年8月期も前期比18.8%増の7.8億円に伸びる見通しとなった。今期は太陽電池製造装置で引き続き米国の主要顧客向け大型の新規ラインを納入するほか、自動車関連や電子部品関連向け自動化装置なども伸び、19.7%の大幅増収を見込む。併せて、前期の年間配当を2.5円→3.5円(前の期は2円)に増額し、今期も3.5円を継続する方針とした。同時に、15万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表。

旭化成 <3407>
ノーベル化学賞に同社名誉フェローの吉野彰氏が選出。リチウムイオン2次電池を開発した実績が評価された。リチウムイオン電池関連には、日立化成 <4217> や日本カーボン <5302> 、ダブル・スコープ <6619> 、ニッポン高度紙工業 <3891> [JQ]、田中化学研究所 <4080> [JQ]、古河電池 <6937> 、FDK <6955> [東証2]などが挙げられる。

創通 <3711>
バンダイナムコホールディングス <7832> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株3100円で9日終値を66%上回る水準。買い付け期間は10月10日から11月25日まで。

エヌ・ピー・シー <6255>
今期経常は19%増益、前期配当を1円増額・今期も3.5円継続へ。発行済み株式数(自社株を除く)の0.68%にあたる15万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月10日から11月22日まで。