今買いたい大化け候補銘柄 4月21日

大幸薬品 <4574>
中国に医薬品事業と感染管理事業を展開する子会社を設立。また、台湾・Fortune River Biotechが営むクレベリン販売事業を約1.9億円で譲受する。

いい生活 <3796>
前期経常を44%上方修正。クラウドソリューション事業の3月売上高は前年同月比6.5%増の1億7900万円と2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。

ヴィスコ <6698>
20年3月期の連結経常利益を従来予想の3.1億円→4.2億円に35.5%上方修正。減益率が35.7%減→12.9%減に縮小する見通しとなった。売上高は米中貿易摩擦の影響があったものの、ほぼ計画通りで推移する中、販売単価の上昇による採算改善に加え、開発テーマの精査による効率化など経費抑制を進めたことが利益を押し上げた。併せて、従来未定としていた期末一括配当は6.25円(前の期と同額)実施する方針とした。

nms ホールディングス <2162>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.9%にあたる50万株(金額で1億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月21日から6月23日まで。

日本モゲジS <7192>
20年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→14.8億円に23.5%上方修正。増益率が4.1%増→28.5%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。新規住宅取得者の住宅ローン需要が堅調に推移する中、住宅金融事業の新規開設店舗における営業効果で融資実行件数が想定以上に伸びたことが寄与。株主優待費用など販管費の増加を吸収し、大幅増益を達成した。

今買いたい大化け候補銘柄 4月17日

 イチケン <1847>
2月28日大引け後、20年3月期の期末一括配当を従来計画の80円→90円(前期は80円)に増額修正したことが買い材料視された。従来計画の普通配当80円に、創立90周年記念配当10円を上積みする。前日終値ベースの期末配当利回りは5.86%に上昇しており、権利確定日を約1ヵ月後に控え、配当取りを狙う買いなどが向かった。

<9843> ニトリHD
前日に20年2月期決算を発表、営業益は1075億円で前期比6.6%増、従来予想の1040億円を上回り、33期連続での増益を達成した。また、21年2月期は1122億円で同4.4%増益を見込む。コンセンサス水準ではあるが、減益ガイダンスによるネガティブインパクトが避けられたことで、買い安心感が強まる展開になった。為替予約を104円弱で実施済みとしており、引き続き原価改善効果も期待された。

<4310> DI
自社株買いの実施が買い材料となっている。発行済み株式数の2.57%に当たる25万株、3億円を取得上限としており、取得期間は4月8日から21年3月31日までとしている。現状の株価は一株当たりNAVと比較して著しく割安な水準であるとし、株主価値向上策として極めて有効と判断したもよう。当面の需給面での下支えにつながっていくとの見方が優勢に。

トーセイ <8923>
20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結税引き前利益は前年同期比79.4%増の53.5億円に拡大して着地。不動産流動化事業で収益オフィスビルや賃貸マンションの再生販売が拡大し、37.6%の大幅増収を達成したことが寄与。併せて、発行済み株式数の1.5%に相当する70万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。株主還元の拡充を好感する買いも期待される。

<3993> PKSHA
東京海上ホールディングス<8766>と資本業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表している。これまでの協業体制を拡大し、相互にシナジー効果を発揮させることが狙い。資本提携では東京海上日動火災保険がPKSHA Technology株21万4000株(発行済株式総数の0.7%)を既存株主から取得する。業務提携については具体的な内容で合意次第知らせるとしている。