今買いたい大化け候補銘柄 11月17日

<6081> アライドアーキ
20年12月期の営業利益を従来予想の1.01億円の黒字から2.30億円の黒字(前期実績1.57億円の赤字)に上方修正している。粗利率の高い自社プロダクトの売上が増加したことに加え、短期的な支出抑制などで利益が拡大する見通し。第3四半期累計(20年1-9月)は1.31億円の黒字(前年同期実績1.06億円の赤字)で着地した。自社開発の月額課金制SaaS型サービスなどマーケティング・ソフトウェア事業が伸びた。

ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>
同社は車載やOA機器向けを中心とする電気機器の受託製造会社だが、足もとの業績は改善色が強い。16日取引終了後に発表した20年4~9月期決算は営業損益が7100万円の黒字(前年同期実績は5億7000万円の損失)と赤字から脱却した。特に7~9月期で見た場合は4億6200万円の黒字と回復が鮮明となっている。株価は300円台と値ごろ感もあり、これを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となった。

ネクステージ <3186>
20年11月期の連結経常利益を従来予想の26億円→62億円(前期は58.8億円)に2.4倍上方修正し、一転して5.3%増益を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の26.2億円→62.2億円(前年同期は26.9億円)に2.4倍増額し、一転して2.3倍増益計算になる。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の6円→7円(前期は6円)に増額修正した。

INEST <3390>
21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は5700万円の黒字(前年同期は4億7200万円の赤字)に浮上して着地した。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は8300万円の黒字(前年同期は3億4800万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-16.5%→4.4%に急改善した。

今買いたい大化け候補銘柄 11月16日

ファーストコーポレーション <1430>
建築構造物に係る「新構造システム」に関する特許及び実用新案をベンチャー企業のサイエンス構造と共同出願。

ラサ商事 <3023>
21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4.8億円→7.6億円(前年同期は9.7億円)に58.3%上方修正し、減益率が50.5%減→21.6%減に縮小する見通しとなった。なお、通期の経常利益は従来予想の18.3億円(前期は22.3億円)を据え置いた。

 富士通ゼネラル<6755.T>
21年3月期の連結業績予想について、売上高を2650億円から2800億円(前期比6.8%増)へ、営業利益を160億円から190億円(同27.2%増)へ、純利益を110億円から120億円(同2.1倍)へ上方修正すると発表した。

 アグレ都市デザイン <3467>
21年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の1600万円→8700万円(前年同期は1億0300万円)に5.4倍上方修正し、減益率が84.5%減→15.5%減に縮小する見通しとなった。なお、通期の経常利益は従来予想の6億3200万円(前期は5億2900万円)を据え置いた。

キムラユニテ <9368>
21年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→20億円に17.6%上方修正。減益率が38.3%減→27.4%減に縮小する見通しとなった。第2四半期に入ってから中国で急ピッチな回復がみられるほか、国内主要顧客も想定以上に伸びていることが寄与。また、「全員参画ワンチーム経営」の展開による収益改善が進むことも上振れに貢献する。