今買いたい大化け候補銘柄 2月12日

MTG <7806>
21年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比33倍の14.3億円に急拡大し、通期計画の14億円に対する進捗率が102.3%とすでに上回り、さらに前年同期の2.6%も超えた。直近3ヵ月の実績である10-12月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-2.4%→12.9%に急改善した。

 ニホンフラッシュ <7820>
21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.2%減の30.8億円に減り、通期計画の46.7億円に対する進捗率は66.1%にとどまり、5年平均の70.8%も下回った。会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比7.5%増の15.8億円に伸びる計算になる。

アスコット<3264>
同社は首都圏で小型物件を中心とするマンション開発を手掛ける。中国平安保険の傘下でSBIグループなどからも資本参加を受けている。同社が12日取引終了後に発表した21年9月期第1四半期(20年10~12月)の決算は不動産開発事業で複数の分譲マンションや戸建て1戸の売却を収益に反映させ、営業利益が前年同期比3.2倍の8億9700万円と急拡大しており、これを材料視する形で短期資金の攻勢が加速した。低位株ということもあって個人投資家などの参戦が活発であり、上値は1月29日に上ヒゲでつけた高値309円を視界に置いている。

ミズホメディー<4595>
正午ごろ、21年12月期の単独業績予想を発表し、売上高75億9500万円(前期比80.6%増)、営業利益20億5800万円(同4.9倍)、純利益15億900万円(同4.9倍)と大幅増益を見込み、年間配当を前期比38円増の48円を予定していることが好感されている。