四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の10銘柄(6月29日)

 住友大阪 <5232>
24年3月期の連結最終損益を従来予想の60億円の黒字→95億円の黒字(前期は57.1億円の赤字)に58.3%上方修正した。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益約42億円が発生することが最終利益を押し上げる。

バルニバービ <3418> 
株主優待制度を変更。新制度では毎年7月末時点で100株以上を保有する株主に対し、保有株数に応じて3000~3万円の電子チケット(お取り寄せサイトの割引コードまたはオリジナル商品との組み合わせ選択式)を贈呈する。また、1年以上継続保有する株主を対象に年4回の応募式抽選会を開催する。

技研製作所 <6289> 
三井物産 <8031> と共同応募した「ブラジル国インフラ事業における超低振動・超低騒音な圧入工法のビジネス化実証事業」がJICAの中小企業・SDGsビジネス支援事業に採択。

アールビバン <7523>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.37%にあたる15万株(金額で1億5000万円)を上限に、6月29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の10銘柄(6月25日)

三菱重工業 <7011>
今期は物流・冷熱・ドライブシステム事業が価格適正化効果などで採算が大きく改善するほか、エナジー事業で欧州拠点縮小に伴う構造改革費用や国内外の火力発電所工事から生じた一時費用が減少することも大幅増益に貢献する。

関西電力 <9503>
今期の経常損益が4250億円の黒字(前期は66.6億円の赤字)に急浮上し、実に19期ぶりに過去最高益を塗り替える見通しを示した。原発再稼働の進展に伴う原子力利用率の上昇や燃料価格の低下などによって採算が大きく改善する。21日には高浜原子力発電所1号機を7月下旬、2号機を9月中旬に再稼働させる計画を明らかにした。業績急回復への期待感から株価は約4年7ヵ月ぶりの高値圏を舞う展開となっている。

浅沼組 <1852>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.31%にあたる5万株(金額で1億6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月26日から9月30日まで。

綿半ホールディングス <3199>
エヌ・ビ-・エル社とキラヤサポニン配合飼料による鳥インフルエンザ感染予防効果の可能性を検討する共同研究を開始。