四季報記者が選んだ2024年度6月大バケ期待の15銘柄 (5月31日発表分)

INTLOOP <9556> 
INTLOOP<9556>が朝安後に切り返した。同社は29日取引終了後、Idein(東京都千代田区)とエッジAIソリューションの提供やエンジニアリング支援などでの包括的な協業を開始すると発表。これが改めて材料視されたようだ。

MS&AD <8725> 
24年3月期の連結経常利益は前の期比42.5%増の4164億円に伸びて着地。続く25年3月期も前期比2.1倍の8710億円に急拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は海外保険子会社を中心に正味収入保険料が増加する計画。

伊藤園 <2593>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.13%にあたる100万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月4日から6月28日まで。また、7月31日付で100万株の自社株を消却する。

チャーム・ケア・コーポレーション <6062>
「チャームプレミア京都烏丸六角」の建物を売却。これに伴い、24年6月期第4四半期に売却益約11億円を特別利益に計上する。通期業績予想には一定程度織り込み済み。

四季報記者が選んだ2024年度6月大バケ期待の15銘柄 (5月29日発表分)

ソフトウェア <3733>
24年10月期上期(23年11月-24年4月)の連結経常利益を従来予想の47.7億円→52.1億円に9.3%上方修正。増益率が33.0%増→45.4%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。医療情報システムの高水準な需要が続く中、追加システム導入やサーバリプレイスの受注が想定より伸びたことが寄与。

鉄建建設 <1815> 
25年3月期第1四半期に投資有価証券売却益26.1億円を特別利益に計上する。通期業績予想には織り込み済み。

東亜道路工業 <1882> 
発行済み株式数(自社株を除く)の2.13%にあたる100万株(金額で11億7500万円)を上限に、5月29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。取得した自社株は6月28日付で全て消却する。

三菱倉庫 <9301> 
発行済み株式数(自社株を除く)の4.0%にあたる300万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月27日から10月31日まで。取得した自社株は11月14日付で全て消却する。