ファイバーゲート<9450>
大幅に反発。6月末の株主を対象に、優待制度を導入すると発表している。100株以上を保有する株主に対し、一律で2000円分のQUOカードを贈呈する。株主に対する利益還元策の一環として好感されている。5月15日に発表した18年6月期第3四半期累計(17年7月-18年3月)の営業利益は5.07億円と通期予想(5.19億円)に対する進捗率が97.7%に達しており、業績が好調なことも買い安心感を与えているようだ。
スマバリュ<9417>
大幅に4日ぶり反発。18年6月期の年間配当を従来予想の6.25円から10.00円(1月実施の1対2の株式分割前の前期実績は15.00円)に増額修正している。22日付で東証2部に市場変更するほか、創業90周年を迎えることから記念配当3.75円を加えた。また、6月末の株主を対象に1対2の株式分割を行う。効力発生日は7月1日。このほか、50万株の新株発行、22万3000株の自社株売り出しなども発表している。
理研グリン<9992>
ストップ高買い気配。18年10月期第2四半期累計(17年11月-18年4月)の営業利益を従来予想の0.80億円から1.75億円(前期実績は決算期変更に伴い非公表)に、純利益を0.50億円から1.90億円(同)にそれぞれ上方修正している。緑化関連薬剤・資材事業で主要剤の販売が前倒しで推移し、利益を押し上げる見込み。また、親会社株式の売却で特別利益を計上する。