四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(10月3日更新)

<6395> タダノ
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も960円から2000円に引き上げた。欧州以外で業績が好調なこと、赤字の欧州の損益改善が進む可能性が高まっていることから、今後は業績拡大が期待できるほか、バリュエーションにも割安感があるとしている。24年12月期営業利益は275億円を予想。コンセンサス147億円を大きく上回ると。

クラダシ <5884>
6日の取引終了後、同社と愛媛県宇和島市、愛媛銀行<8541>が地域活性化とフードロス削減に向けた連携協定を締結したと発表した。サービス拡大に寄与すると受け止めた投資家の買いを誘ったようだ。連携協定の締結に伴って、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施。宇和島市の人手不足やフードロスの課題解決に向けた活動を展開する。

インテージホールディングス <4326>
NTTドコモがTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株2400円で6日終値を26.4%上回る水準。買い付け期間は9月7日から10月16日まで。

ネオジャパン<3921>
6日の取引終了後、同社が提供するグループウェア「desknet’s NEO」に、チャットGPTとの連携機能を搭載した最新バージョンを28日に提供開始すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(10月3日更新)

ワイエスフード <3358>
株主優待制度を新設。毎年9月末と3月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、自社オンラインショップで利用可能なポイント(保有株数に応じて2050~10万ポイント)をそれぞれ贈呈する。

<7261> マツダ
大和証券では投資判断を「3」から「2」に、目標株価も1300円から1800円に引き上げた。足元も良好な米国市場の追い風に加え、独自要因による改善余地が大きいことが魅力と指摘。為替要因に伴う大幅な業績上方修正も見込めるとしている。同社の営業利益の7割以上は北米の寄与と想定しているようだ。なお、収益環境の反転リスクやBEV戦略での不透明感から、3-6カ月程度の短期を意識した推奨と。

新日本空調 <1952>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.95%にあたる69万株(金額で17億3328万円)を上限に、9月7日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

スカパーJSATホールディングス <9412>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.4%にあたる1000万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月7日から24年4月30日まで。うち150万株を9月7日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。