四季報記者が選んだ2025年度2月大バケ期待の15銘柄 (1月31日発表分)

ディスコ <6146>
25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比54.6%増の1170億円に拡大して着地。生成AI関連などで積極的な設備投資の動きが見られる中、付加価値の高い精密加工装置や消耗品である精密加工ツールの出荷が伸びた。

ゲンダイ <2411>
25年3月期の連結経常利益を従来予想の3億円→4億円に33.3%上方修正。増益率が14.5%増→52.7%増に拡大する見通しとなった。マージンの高いサービスやインターネット広告の販売が好調に推移していることを反映した。

Tホライゾン <6629>
25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比22.8%増の5.8億円に伸びて着地。映像&IT事業でサイバーセキュリティ製品やオフィス機器、AVシステムを販売するシンガポール子会社2社の業績が好調だったことが寄与。

Green Earth Institute <9212>
NEDOが公募したバイオものづくり革命推進事業「純国産木材バイオリファイナリーによる世界最高クラスの低炭素バイオエタノール生産プロセスの開発」の交付決定通知を受領。25年9月期業績予想には織り込み済み。

ソフトフロントホールディングス <2321>
業務システム開発などを手掛けるノアソリューションと業務提携に関する基本合意書を締結。AIデータセンター事業およびクリーンエネルギー事業を開始する。また、Potus Helios Fund VIIなど7先を割当先とする2109万7600株の第三者割当増資を実施する。発行価格は82円。

東洋機械金属 <6210>
10-12月期(3Q)経常は赤字縮小。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.39%にあたる8万株(金額で5600万円)を上限に、1月29日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478>
4-12月期(3Q累計)経常が42%減益で着地・10-12月期も81%減益。一方、発行済み株式数(自社株を除く)の2.67%にあたる45万株(金額で1億2000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月29日から2月25日まで。

四季報記者が選んだ2025年度2月大バケ期待の15銘柄 (1月29日発表分)

Aiロボティクス <247A>
株主優待制度を導入。毎年3月末と9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、優待品を年2回贈呈する。25年3月末の優待品は約9000円相当の自社商品。次回以降の優待内容は今後検討する。

坪田ラボ <4890>
中国眼科用医薬品大手サンフラワーの関連会社、Beijing Yijie Pharmaceutical Technologyとメガネフレーム型近視予防デバイス「TLG-001」の研究開発を目指す基本合意契約を締結。契約金総額は10.3億円を予定。

日本創発グループ <7814>
東京都板橋区に保有する固定資産(舟渡倉庫)の売却に伴い、25年12月期に売却益約13億円を特別利益に計上する。また、インテリア製品の製造販売を手掛ける横浜マテリアル、ITコンサルティングを展開するDNTIを子会社化するほか、IP(知的財産)ビジネスプロダクションであるスタジオアウトリガーの株式を一部取得する。

システムリサ <3771>
25年3月期の期末一括配当を従来計画の40円→60円(前期は1→2の株式分割前で80円)に大幅増額修正した。配当性向40%を目標とする方針に沿い、株主への利益配分を増やす。年間に配当利回りは4.47%に上昇。

イルグルム <3690>
非開示だった25年9月期の業績予想は連結経常利益が前期比17.3%増の1.9億円に伸びる見通しと発表。第1四半期からルビー・グループが連結開始となることなどを織り込んだ。併せて、未定としていた年間配当は前期比0.1円増の7.9円に増配する方針とした。

GFA <8783>
「シーマン」をモチーフにしたミームコイン「SEAMANIA Protocol($SEAMANIA)」を追加購入したほか、同コインを活用したAI企業コミュニティーマーケティングを開始。また、米ハワイ州における太陽光発電プロジェクトの実現に向けて新会社を設立。

揚羽 <9330>
上場1周年を記念して特別株主優待を実施。25年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律5000円分のQUOカードを贈呈する。