四季報記者が選んだ2024年度9月大バケ期待の15銘柄 (8月29日発表分)

日金銭 <6418>
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の23.7億円に急拡大して着地。併せて、通期の同利益を従来予想の33億円→39億円に18.2%上方修正。従来の7.5%減益予想から一転して9.3%増益見通しとなった。

INPEX <1605>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.17%にあたる6400万株(金額で800億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月9日から12月31日まで。上期最終は14%減益で着地、今期配当を10円増額修正。

STIFHD <2932>
24年12月期の連結経常利益を従来予想の24億円→28億円に16.7%上方修正。増益率が3.0%増→20.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。セブン-イレブン向けデイリー食品や新商品の販売が好調に推移していることを反映した。

 乾汽船 <9308>
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比94.6%増の16.1億円に拡大して着地。併せて、通期の同利益を従来予想の20.1億円→26.4億円に31.3%上方修正。増益率が5.0%増→37.9%増に拡大する見通しとなった。

四季報記者が選んだ2024年度9月大バケ期待の15銘柄 (8月26日発表分)

ケンコーマヨ <2915>
25年3月期の連結経常利益を従来予想の33億円→46.5億円に40.9%上方修正。増益率が6.5%増→50.0%増に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。インバウンド需要の高まりなどを追い風に売上高が計画を上回ることが寄与。生産効率の改善をはじめとした収益改善策の進展も上振れにつながる。

FUJI <6134>
今期経常を一転7%増益に上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.49%にあたる600万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月5日から25年8月4日まで。

クラウドワークス <3900>
4-6月期(3Q)経常は25%増益、今期初配当18円を実施へ。また、上場10周年記念株主優待を実施。24年12月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、一律1万5000円分のQUOカードを贈呈する。

H2Oリテイ <8242>
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比96.4%増の101億円に拡大して着地。百貨店事業で国内売上が安定的に推移したうえ、インバウンド売上が急伸したことが収益を押し上げた。

四季報記者が選んだ2024年度9月大バケ期待の15銘柄 (8月25日発表分)

綜研化学 <4972>
25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の17.5億円→39億円に2.2倍上方修正。従来の1.5%減益予想から一転して2.2倍増益を見込み、一気に17期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。オリンピックでのテレビの買い替え需要を背景に、中国市場を中心に主力の粘着剤の販売が伸びることが寄与。

ノリタケ <5331>
4-6月期(1Q)経常は11%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.6%にあたる75万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月7日から25年2月14日まで。取得した自社株は25年3月10日付で全て消却する。

デサント <8114>
伊藤忠商事 <8001> 傘下のBSインベストメントがTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株4350円で5日終値を29.3%上回る水準。11月上旬頃までのTOB開始を目指す。

 シグマクシス <6088>
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比33.7%増の14.5億円に拡大して着地。主力のコンサルティング事業で運輸、金融、情報通信、商社、小売、製造業を中心に、基幹システムのSaaS化支援やDX推進支援などのプロジェクトの受注が好調だった。

四季報記者が選んだ2024年度9月大バケ期待の15銘柄 (8月23日発表分)

アップル <2788>
24年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の6.7億円→9.2億円に37.3%上方修正。海外中古車輸出事業で主にアジア向けの出荷台数が想定以上に増加したことが寄与。国内で中古車相場が高騰する中、小売りと卸売りの1台あたり粗利額が堅調に推移したことも上振れにつながった。

マミヤOP <7991>
25年3月期の連結経常利益を従来予想の27億円→48億円に77.8%上方修正。減益率が50.8%減→12.5%減に縮小する見通しとなった。新紙幣対応紙幣識別機の受注が想定より伸び、売上高が計画を30%も上回ることが利益を押し上げる。

オリックス <8591>
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比34.4%増の1201億円に拡大して着地。事業投資・コンセッション部門が業績を牽引した。既存投資先の成長や空港コンセッションの収益が改善したうえ、事業投資先の売却で大幅増益を達成した。運用収益が増加した保険部門、投資マンションを売却した不動産部門なども利益を伸ばした。

yutori <5892>
ライフスタイルブランド「Her lip to」を運営するheartrelationの株式51%を取得し子会社化する。7月売上高は前年同月比27.5%増。

 

四季報記者が選んだ2024年度9月大バケ期待の15銘柄 (8月22日発表分)

ニッパツ <5991>
25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の195億円→275億円に41.0%上方修正。DDS事業でHDD用サスペンションの需要が伸びることに加え、為替の円安が追い風となる。

ユナイテッド <2497>
株主優待制度を新設。毎年9月末と3月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイント(保有株数に応じて各2500~2万5000ポイント)をそれぞれ付与する。4-6月期(1Q)経常は46%減益・通期計画を超過。

NISSHA <7915>
24年12月期の連結最終損益を従来予想の47億円の黒字→66億円の黒字(前期は29.8億円の赤字)に40.4%上方修正した。ディバイス事業のタブレットおよび業務用端末向け、メディカルテクノロジー事業の医療機器開発製造受託(CDMO)などの製品需要が想定を上回ることが要因。上期に為替差益16.6億円を計上したことも利益を押し上げる。

ヤマト <1967>
25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の8億円→15億円に87.5%上方修正。増益率が2.2倍→4.1倍に拡大する見通しとなった。下期に計上予定だった案件が前倒しになったことが上振れの要因。

四季報記者が選んだ2024年度9月大バケ期待の15銘柄 (8月21日発表分)

 ヒビノ <2469>
25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の6.5億円→10億円に53.8%上方修正。第1四半期においてコンサート・イベント市場の活況や顧客の設備投資意欲の回復、都市再開発計画の進展を背景に大型案件が増加したことなどを反映した

JALCO <6625>
25年3月期の連結経常利益を従来予想の10.9億円→14.3億円に31.3%上方修正。減益率が78.1%減→71.2%減に縮小する見通しとなった。不動産事業における賃貸用不動産の取得や販売用不動産の売却などによって、売上高が計画を24.2%も上回ることが利益を押し上げる。

アサヒ <2502>
9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。今期最終を1%上方修正・最高益予想を上乗せ。発行済み株式数(自社株を除く)の1.18%にあたる600万株(金額で300億円)を上限に自社株買いを行う。一方、23年12月末を最後に株主優待制度を廃止する。

ネクストウェア <4814>
株主優待制度を新設。24年9月末時点で500株以上を保有する株主に対し、OSK日本歌劇団主催公演の配信チケットを全員に、また応募者の中から抽選で観劇チケット(合計7000枚)を贈呈する。

四季報記者が選んだ2024年度9月大バケ期待の15銘柄 (9月5日更新)

イリソ電子工業 <6908>
今期経常は5%減益、10円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.07%にあたる120万株(金額で36億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月15日から11月29日まで。

大阪ガス <9532>
今期経常は32%減益、前期配当を10円増額・今期は12.5円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.01%にあたる1500万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施する。取得した株式は消却する予定。

メタリアル <6182>
子会社ロゼッタが米グーグルの公開した大規模言語モデル「Gemini 1.5 Flash」を業界特化型生成AIシステム「Metareal AI LLM 2」に搭載。

駅探 <3646>
今期最終は黒字浮上へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.1%にあたる15万株(金額で5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月20日から12月30日まで。