ウインテスト <6721>
20年7月期の連結最終損益は6億1900万円の赤字(前の期は6億3300万円の赤字)だったが、21年7月期は7億5600万円の黒字に浮上を見込み、17期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
<8165> 千趣会
JR東<9020>との資本業務提携を発表、JR東が同社の第三者割当増資を約20億円引き受け、出資比率が12.46%の筆頭株主に。両社の商品開発やマーケティングなどのノウハウを生かし、ネット通販事業の拡大などを狙う。駅ビルや駅ナカにカタログ通販「ベルメゾン」の店舗を出店しネットとリアルを融合させ、両社のポイントプログラムも連携させるもよう。シナジー効果期待や信用補完などが期待材料に。
ソフトバンク<9434>
先月28日にソフトバンクグループ<9984>が保有する同社株のうち約9億2749万株を国内外で売り出すことを発表。14日取引終了後、売り出し価格は1株につき1204.50円で決定。これを受け、売り出し価格決定を意識してショート(空売り)を仕掛けていた筋の買い戻しが強まっている。配当利回りは6.5%と高水準で株価に割安感も出ている。
クスリアオキ <3549>
21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比38.7%増の48.9億円に拡大して着地。地域密着型のドミナント出店を継続し、店舗数が拡大したことが寄与。感染症防止対策としてのマスクや消毒液など衛生関連商品を含むヘルス部門の販売が大幅に増加したほか、調剤部門や食料品・日用品のライフ部門の売り上げも伸びた。
ピープル <7865>
21年1月期上期(2-7月)の連結経常利益を従来予想の4500万円→1億1400万円に2.5倍上方修正。従来の38.4%減益予想から一転して56.2%増益見通しとなった。コロナ禍で消費者の生活が変化するなか、屋内遊具や幼児向け自転車の需要が増加したほか、6月から一部量販店で先行発売した育児用品の販売も伸びた。利益率の高い国内販売の増加に加え、商品商談会や販促イベントの中止に伴う経費減少も利益を押し上げた。
今買いたい大化け候補銘柄 9月15日
SECカーボン <5304>
21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比69.1%減の12.5億円に大きく落ち込んだ。併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比76.4%減の33億円に落ち込む見通しを示した。同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比75.3%減の20億円に落ち込む見通しを示した。
レック <7874>
21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比77.3%増の18.8億円に拡大して着地。新型コロナウイルス感染症の影響で清掃・衛生用品を中心に販売が大幅に増加したうえ、前期に連結化したエフトイズ・コンフェクトの業績も加わり、14.5%の増収を達成した。衛生用品の増産で生産性が向上したことも大幅増益につながった。上期計画の23.5億円に対する進捗率は80.3%に達しており、業績上振れが期待される。
ベガコーポレーション <3542>
21年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比58倍の7.5億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の5億円→19.3億円(前期は1.4億円)に3.9倍上方修正し、増益率が3.4倍→13倍に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.2%→14.0%に急改善した。
BEENOS <3328>
20年9月期の連結経常利益を従来予想の29.2億円→31.7億円(前期は17.1億円)に8.6%上方修正し、増益率が70.5%増→85.1%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.1億円→5.6億円(前年同期は17.1億円)に79.4%増額し、減益率が81.6%減→67.0%減に縮小する計算になる。
不二硝子 <5212>
21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比11.8%減の3000万円に減ったが、4-9月期(上期)計画の5500万円に対する進捗率は54.5%に達し、5年平均の48.1%も上回った。直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.6%→3.1%に悪化した。