ジェイリース<7187>
21年3月期の連結業績予想について、売上高を73億円から74億円(前期比9.7%増)へ、営業利益を2億円から5億8000万円(同3.7倍)へ、純利益を8000万円から3億6000万円(同15.0倍)へ上方修正した。上期において、オンライン活用をはじめとする非対面営業や顧客ニーズへの対応などの強化策が奏功し、新規申し込みや既存契約からの継続保証料などが順調に推移したことが要因という。また、独自のデータベースを活用した与信審査の強化や住居確保給付金をはじめとする政府主導の各種支援制度を顧客へ周知する施策、更に債権管理業務の強化策なども寄与する。
旭化学工業 <7928>
20年8月期の連結経常利益は前の期比24.1%減の1.4億円になったが、21年8月期は前期比65.5%増の2.4億円に拡大する見通しとなった。同時に、今期の年間配当は未定とした。直近3ヵ月の実績である6-8月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.4%→5.0%に大幅改善した。
PRTIMES<3922>
前日に上半期決算を発表、営業利益は6.3億円で前年同期連結比83.1%増と大幅増益になっている。従来計画の2.5億円も大幅に上回る水準となっている。「マスク」「消毒液」といった新型コロナウイルス関連やテレワーク関連などのプレスリリースの発信が多くあったことで、収益が押し上げられたもよう。通期予想7.6億円、前期比49.2%増は据え置いているものの、少なくても上半期上振れ分は上乗せが期待できるといった見方に。
インターライフホールディングス <1418>
21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比5.7倍の5億5400万円に急拡大し、通期計画の3億5000万円に対する進捗率が158.3%とすでに上回り、さらに前年同期の28.8%も超えた。会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益は2億0400万円の赤字(前年同期は2億4200万円の黒字)に転落する計算になる。直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常損益は1億8900万円の黒字(前年同期は6500万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.4%→3.4%に大幅改善した。