今買いたい大化け候補銘柄 10月15日

ジェイリース<7187>
21年3月期の連結業績予想について、売上高を73億円から74億円(前期比9.7%増)へ、営業利益を2億円から5億8000万円(同3.7倍)へ、純利益を8000万円から3億6000万円(同15.0倍)へ上方修正した。上期において、オンライン活用をはじめとする非対面営業や顧客ニーズへの対応などの強化策が奏功し、新規申し込みや既存契約からの継続保証料などが順調に推移したことが要因という。また、独自のデータベースを活用した与信審査の強化や住居確保給付金をはじめとする政府主導の各種支援制度を顧客へ周知する施策、更に債権管理業務の強化策なども寄与する。

旭化学工業 <7928>
20年8月期の連結経常利益は前の期比24.1%減の1.4億円になったが、21年8月期は前期比65.5%増の2.4億円に拡大する見通しとなった。同時に、今期の年間配当は未定とした。直近3ヵ月の実績である6-8月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.4%→5.0%に大幅改善した。

PRTIMES<3922>
前日に上半期決算を発表、営業利益は6.3億円で前年同期連結比83.1%増と大幅増益になっている。従来計画の2.5億円も大幅に上回る水準となっている。「マスク」「消毒液」といった新型コロナウイルス関連やテレワーク関連などのプレスリリースの発信が多くあったことで、収益が押し上げられたもよう。通期予想7.6億円、前期比49.2%増は据え置いているものの、少なくても上半期上振れ分は上乗せが期待できるといった見方に。

インターライフホールディングス <1418>
21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比5.7倍の5億5400万円に急拡大し、通期計画の3億5000万円に対する進捗率が158.3%とすでに上回り、さらに前年同期の28.8%も超えた。会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益は2億0400万円の赤字(前年同期は2億4200万円の黒字)に転落する計算になる。直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常損益は1億8900万円の黒字(前年同期は6500万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.4%→3.4%に大幅改善した。

今買いたい大化け候補銘柄 10月7日

黒崎播磨 <5352>
21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43.7%減の13.2億円に落ち込んだ。併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比59.0%減の40億円に落ち込む見通しを示した。同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比69.5%減の15億円に落ち込む見通しを示した。業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を40円(前年同期は100円)実施する方針とした。下期配当は引き続き未定とした。直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.6%→3.4%に大幅悪化した。

 カワセコンピュータサプライ <7851>
21年3月期の業績予想は経常損益(非連結)が2000万円の黒字(前期は1億3600万円の赤字)に浮上する見通しと発表した。同時に、非開示だった21年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績予想は経常損益が500万円の黒字(前年同期は3500万円の赤字)に浮上する見通しと発表した。

大塚ホールディングス <4578>
20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前利益は前年同期比21.9%増の1138億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の1950億円→2000億円(前期は1735億円)に2.6%上方修正し、増益率が12.4%増→15.3%増に拡大する見通しとなった。会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比7.5%増の861億円に伸びる計算になる。直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比1.0%増の627億円となったが、売上営業利益率は前年同期の18.3%→18.0%に低下した。

サンテック <1960>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.96%にあたる16万株(金額で1億1088万円)を上限に、9月28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、発行済み株式数の5.56%にあたる100万株を9月30日付で消却する。