四季報記者が選んだ2024年度6月大バケ期待の15銘柄 (9月1日更新)

アイネット <9600>
今期経常は10%増で2期連続最高益、3円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.16%にあたる82万5000株(金額で16億5000万円)を上限に自社株買いを実施。うち80万株を5月10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。

永谷園ホールディングス <2899>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。永谷栄一郎会長らが再出資を予定するエムキャップ十二号がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株3100円で3日終値を38.4%上回る水準。買い付け期間は6月4日から7月16日まで。

ファンペップ <4881> 
大阪大学と抗体誘導ペプチド「FPP004X」の共有特許に関する独占ライセンス契約を締結。

関西電力 <9503>
米ブラックロックの日本法人ブラックロック・ジャパンが6日付で大量保有報告書を提出。ブラックロックと共同保有者の関西電株式保有比率は5.00%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

四季報記者が選んだ2024年度6月大バケ期待の15銘柄 (5月31日発表分)

INTLOOP <9556> 
INTLOOP<9556>が朝安後に切り返した。同社は29日取引終了後、Idein(東京都千代田区)とエッジAIソリューションの提供やエンジニアリング支援などでの包括的な協業を開始すると発表。これが改めて材料視されたようだ。

MS&AD <8725> 
24年3月期の連結経常利益は前の期比42.5%増の4164億円に伸びて着地。続く25年3月期も前期比2.1倍の8710億円に急拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は海外保険子会社を中心に正味収入保険料が増加する計画。

伊藤園 <2593>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.13%にあたる100万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月4日から6月28日まで。また、7月31日付で100万株の自社株を消却する。

チャーム・ケア・コーポレーション <6062>
「チャームプレミア京都烏丸六角」の建物を売却。これに伴い、24年6月期第4四半期に売却益約11億円を特別利益に計上する。通期業績予想には一定程度織り込み済み。