四季報記者が選んだ2024年度4月大バケ期待の15銘柄 (3月21日発表分)

そーせいグループ <4565>
独ベーリンガーインゲルハイム社と統合失調症の全症状を治療対象としたファーストインクラス治療薬の共同開発に関する契約を締結。契約一時金約40.4億円とオプション行使料約97.1億円を受領するほか、最大約1085億円のマイルストーンと段階的ロイヤリティを受領する権利を有する。

鉄建建設 <1815>
2020年2月以来、およそ4年1カ月ぶりの高値圏で推移している。19日の取引終了後、期末一括配当予想を20円増額し100円(前期比20円増配)に修正したと発表。これが株価の刺激材料となったようだ。次期中期経営計画の検討内容を踏まえ、24年3月期から株主還元の充実を図ることとした。

東洋エンジニアリング <6330>
24年3月期の期末配当予想を従来の無配から12円にすると発表しており、7期ぶりの復配を好感した買いが入った。

シンプレクス <4373>
19日の取引終了後、24年3月期の期末一括配当予想を30円から42円へ増額修正したことが好感された。配当方針を変更し、連結配当性向の目安を従来の30%から40%へ引き上げたことが理由としている。

四季報記者が選んだ2024年度2月大バケ期待の15銘柄(2月11日更新)

デクセリアルズ <4980>
今期経常を6%上方修正、配当も25円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.96%にあたる180万株(金額で60億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は3月27日付で全て消却する。

センチュリー21・ジャパン <8898>
4-12月期(3Q累計)経常が12%増益で着地・10-12月期も11%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.54%にあたる16万株(金額で1億9088万円)を上限に、2月6日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

日東工器 <6151>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.6%にあたる130万株(金額で21億円)を上限に自社株買いを実施。うち、55万5000株を2月6日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。取得した自社株は11月29日付で全て消却する。一方、4-12月期(3Q累計)経常が19%減益で着地・10-12月期も46%減益。

焼津水産化学工業 <2812>
いなば食品傘下のJump LifeがTOB(株式公開買い付け)を実施し、非公開化を目指す。TOB価格は1株1350円で5日終値を9.8%上回る水準。買い付け期間は2月6日から3月21日まで。