四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(10月1日更新)

星光PMC <4963>
カーライル傘下のインビジブルホールディングがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1070円で1日終値を88.7%上回る水準。買い付け期間は9月4日から10月17日まで。

伊藤園 <2593>
24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比57.2%増の105億円に拡大し、5-10月期(上期)計画の126億円に対する進捗率は83.6%に達し、5年平均の49.4%も上回った。直近3ヵ月の実績である5-7月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.3%→8.2%に改善した。

相模ゴム工業 <5194>
オアシス・マネジメントが1日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、オアシスの相模ゴ株式保有比率は9.77%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

<7649> スギHD
第1四半期の決算を発表、営業利益は78億円で前年同期比16.6%増となり、市場想定を10億円程度上振れている。調剤の粗利益率が想定以上に改善していることが想定以上の上振れの背景とみられる。インフルエンザや花粉症などの需要が伸びているもよう。会社側の据え置きの通期計画は330億円で前期比4.2%増だが、上振れ期待が高まる状況となっている。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(9月27日更新)

ダイドーリミテッド <3205>
発行済み株式数(自社株を除く)の12.76%にあたる410万株(金額で11億7670万円)を上限に、8月25日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。資本提携を解消するオンワードホールディングス <8016> による保有株売却に対応する。

イーディーピー <7794>
従来の形状を上回る大型のダイヤモンド単結晶を開発。大型化が進む人工ダイヤモンド宝石製作用の種結晶やデバイス関連研究向け基板を発売する。

NSD <9759>
既存株主による396万0300株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限59万4000株の自己株処分を実施する。売出価格は9月4日から6日までの期間に決定される。一方、発行済み株式数(自社株を除く)の0.56%にあたる43万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は売出価格決定日の翌営業日から10月20日まで。

イーディーピー <7794>
従来の形状を上回る大型のダイヤモンド単結晶を開発。大型化が進む人工ダイヤモンド宝石製作用の種結晶やデバイス関連研究向け基板を発売する。