四季報記者が選んだ2023年度11月大バケ期待の15銘柄(10月26日更新)

クロスキャット <2307>
オンプレミス型データウェアハウスを効率的かつ安全にクラウド化する「Oracle Autonomous Database移行支援サービス」を提供開始。

山パン <2212>
23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比55.3%増の308億円に拡大して着地。低価格帯品の品揃え強化などで主力の菓子パンを中心に販売が好調だったうえ、値上げ効果も収益を押し上げた。また、デイリーヤマザキを展開する流通事業の損失が縮小したことも大幅増益に貢献した。

特殊電極 <3437>
24年3月期の年間配当を従来計画の36円→89円(前期は46円)に大幅増額修正した。配当方針を変更し、配当金額の目標をDOE(連結株主資本配当率)2%と定めたことが増額の背景。

さくらKCS <4761>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の9億円→11億円に22.2%上方修正。従来の13.3%減益予想から一転して6.0%増益見通しとなった。売上高が計画通りに推移するなか、不採算案件の抑制などで利益率が向上することが上振れの要因。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(10月19日更新)

タキヒヨー <9982>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.17%にあたる20万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月23日から24年9月30日まで。また、10月31日付で20万株の自社株を消却する。

イメージ・マジック <7793>
株主優待制度を新設。毎年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、自社ECサイト「オリジナルプリント.jp」で利用可能な3000円相当のクーポンを贈呈する。

日本光電 <6849>
24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の60億円→120億円に2.0倍上方修正。減益率が53.9%減→7.8%減に縮小する見通しとなった。国内で消耗品・サービス事業が想定を上回って推移したほか、円安が進んだことも追い風となった。

 ヴィアHD <7918>
24年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の0.8億円の赤字→0.4億円の黒字(前年同期は5.8億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。客数が伸び悩み売上高は計画を下回ったものの、店舗オペレーションや商品開発の見直しなどを進めたことに加え、政府による光熱費の負担軽減支援なども寄与し損益は改善した。