四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(10月6日更新)

サカイ引越センター <9039>
9月末割当の1→2の株式分割実施に伴い、株主優待制度を変更。新制度では3月末時点で100株以上を保有する株主に対し、岩手県産ひとめぼれ5kgまたはクオカード2000円分を贈呈する。また、9月末時点で300株以上を保有する株主には、ひとめぼれ5kgまたはクオカード2000円分を追加で贈呈する。24年3月末から適用。

京都フィナンシャルグループ <5844>
株主優待制度を策定。京都銀行の優待を引き継ぎ、3月末時点で200株以上保有する株主に対し、自社運営のオンラインショップで利用できる優待券4000円相当、または商品3000円相当が贈呈される。

リクルートホールディングス <6098>
発行済み株式数の0.76%にあたる1300万株(金額で539億6300万円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施する。公開買い付け期間は10月3日から10月31日まで。買い付け価格は4148円。

 薬王堂ホールディングス <7679>
24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比15.8%増の34.5億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の50.4億円→58億円(前期は50.1億円)に14.9%上方修正し、増益率が0.6%増→15.6%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

四季報記者が選んだ2023年度10月大バケ期待の15銘柄(10月3日更新)

<6395> タダノ
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も960円から2000円に引き上げた。欧州以外で業績が好調なこと、赤字の欧州の損益改善が進む可能性が高まっていることから、今後は業績拡大が期待できるほか、バリュエーションにも割安感があるとしている。24年12月期営業利益は275億円を予想。コンセンサス147億円を大きく上回ると。

クラダシ <5884>
6日の取引終了後、同社と愛媛県宇和島市、愛媛銀行<8541>が地域活性化とフードロス削減に向けた連携協定を締結したと発表した。サービス拡大に寄与すると受け止めた投資家の買いを誘ったようだ。連携協定の締結に伴って、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を実施。宇和島市の人手不足やフードロスの課題解決に向けた活動を展開する。

インテージホールディングス <4326>
NTTドコモがTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株2400円で6日終値を26.4%上回る水準。買い付け期間は9月7日から10月16日まで。

ネオジャパン<3921>
6日の取引終了後、同社が提供するグループウェア「desknet’s NEO」に、チャットGPTとの連携機能を搭載した最新バージョンを28日に提供開始すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。