四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の10銘柄(6月20日)

アララ <4015>
23年8月期の連結営業損益を従来予想の1億円の赤字→1億2000万円の黒字(前期は1億6000万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。バリューデザインとの経営統合に伴い、業務委託費やサーバー費用などの費用削減が想定を上回ることが要因。

タムロン <7740>
23年12月期の上期配当を従来計画の30円→35円(前年同期は30円)に増額し、年間配当は125円になる。足もとの好調な業績などを踏まえ、株主への利益配分を増やす。配当利回りは3.27%に上昇。併せて、6月30日付で発行済み株式数の6.4%にあたる160万株の自社株を消却すると発表。

パーソルホールディングス <2181>
ブラックロック・ジャパンが20日付で提出した大量保有報告書によれば、ブラックロックと共同保有者のパーソルHD株式保有比率は5.06%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

コニシ <4956>
発行済み株式数(自社株を除く)の8.47%にあたる300万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月21日から24年3月29日まで。うち170万株を6月21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する。