四季報記者が選んだ2024年度4月大バケ期待の15銘柄 (3月26日発表分)

 岡谷鋼機 <7485>
24年2月期の連結経常利益を従来予想の310億円→350億円に12.9%上方修正。従来の4.8%減益予想から一転して7.5%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通し。自動車などの製造業の生産回復や製品の値上げなどが奏功し、収益を押し上げた。

 フジシール <7864>
24年3月期の年間配当を従来計画の45円→55円(前期は35円)に増額修正した。連結配当性向の目標を従来の20~25%→30%に引き上げ、株主への利益配分を増やす。

オークワ <8217>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.01%にあたる220万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月3日から25年4月2日まで。また、中計を見直し。26年度に売上高2900億円、営業利益70億円を目指す。

 NaITO <7624>
24年2月期の連結経常利益は前の期比40.8%減の5.5億円に落ち込んだが、25年2月期は前期比72.1%増の9.5億円にV字回復する見通しとなった。同時に、今期の年間配当は前期比1円増の5円に増配する方針とした。