四季報記者が選んだ2024年度4月大バケ期待の15銘柄 (3月27日発表分)

FDK <6955>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の4億円→6億円に50.0%上方修正。減益率が53.0%減→29.5%減に縮小する見通しとなった。売上高は計画を下回るものの、経費削減や販売価格の見直しに加え、受取利息や為替差益が好転したことが利益を押し上げる。

セキチュー <9976>
24年2月期の期末一括配当を従来計画の20円→30円(前の期は30円)に大幅増額修正した。業績が順調に推移していることを踏まえ、特別配当10円を実施する。

インターアクション <7725>
インターアクション<7725>が大幅反発。26日の取引終了後、取引先からイメージセンサー検査関連製品の大口受注を獲得したと発表したことが好感された。受注金額は4億5600万円で、売り上げ計上は25年5月期第2四半期を予定。なお、24年5月期業績予想への影響はないという。

メディシノバ・インク <4875>
27日、MN─166(イブジラスト)に関する日本国内での新たな特許の承認に関する発表を行い、材料視されたようだ。眼科領域での神経変性疾患・神経障害・神経損傷の治療法に関する特許で、特に進行型多発性硬化症に伴う黄斑損傷の治療を対象とする。承認を受けた特許は少なくとも2039年10月までカバーするとしている。