四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の10銘柄(6月13日)

セイノーホールディングス <9076>
中期ロードマップを策定。PBR1倍超の早期実現に向けてROE8%以上を目指す。未定だった今期配当は39円増配。また、発行済み株式数(自社株を除く)の11.2%にあたる2100万株(金額で300億円)を上限に自社株買いを実施するほか、6月27日付で2000万株を消却する。

GAテクノ <3491>
23年10月期上期(22年11月-23年4月)の連結最終損益は3億7700万円の黒字(前年同期は6100万円の赤字)に浮上して着地。主力のRENOSYマーケットプレイスで会員獲得などが順調に進んだほか、改正宅建業法施行による市場ニーズの高まりを背景に不動産向け業務システムの導入も伸びた。RENOSY、ITANDI両事業の業績が拡大したことに加え、収益構造改革も奏功し利益が大きく改善した。

ラクーンホールディングス <3031>
今期経常は22%減益へ。一方、発行済み株式数(自社株を除く)の3.1%にあたる70万株(金額で7億円)を上限に自社株買いを実施する。また、卸・仕入サイト「スーパーデリバリー」で仕入れ事業者向けの新会員プランを今秋提供開始。

gumi <3903>
前期経常は赤字縮小で着地・2-4月期(4Q)経常は赤字縮小、今期業績は非開示、前期配当を2期ぶり5円で復配。また、サイバーエージェント <4751> グループにおけるWeb3・ブロックチェーン領域の戦略子会社であるCA GameFiへ出資。

四季報記者が選んだ2023年度大バケ期待の10銘柄(5月25日)

ダイセキ環境ソリューション <1712>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.29%にあたる5万株(金額で6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月25日から6月8日まで。

リプロセル <4978>
再生医療製品「ステムカイマル」の脊髄小脳変性症を対象とした国内第2相臨床試験の結果を公表。台湾のデータと同様にステムカイマルの病態進行抑制効果が期待される結果が得られ、安全性も確認された。

MTI <9438>
23年9月期の連結最終損益を従来予想の4億円の赤字→4.6億円の黒字(前期は9.3億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。ポイント付与型月額コンテンツサービスにおける失効ポイントに関連する消費税の還付に伴い、特別利益8.6億円を計上することが上振れの要因。

椿本チエイン <6371>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.24%にあたる120万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月1日から24年3月29日まで。取得した自社株は24年3月29日付で全て消却する。

トプコン <7732>
米バリューアクト・キャピタル・マネジメントが23日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、バリューアクト・キャピタルと共同保有者のトプコン株式保有比率は5.68%となり、新たに5%を超えたことが判明した。